ひずみ測定によるクレーンの余寿命評価

そのクレーンの寿命、ご存知ですか?
自主検査だけでは得られない余寿命データを提供いたします
長年使用されてきたクレーン等の鋼構造物では繰り返し荷重による疲労損傷が発生し、破壊につながる恐れがあります。クレーンの稼働データと溶接継手疲労等級に基づく疲労限度曲線を比較し、自主検査だけでは得られない余寿命を診断いたします。
目的
- 老朽化したクレーン設備への不安解消に!
- メンテナンス計画の指標に!
- 設備更新の判断材料に!
- 延命処置の検討に!
対象および実績
KOBELCOグループを中心に多数の診断実績があります!
建造後30~40年が経過したクレーン設備を診断するケースが最多!
- 5t~100t以上
- 天井クレーン
- 水平引き込みクレーン
- リクレーマー
- アンローダ
その他のクレーンタイプもまずはご相談ください!
規格
(社)日本鋼構造協会「疲労設計指針」
JIS Z 2305 : 2013 ひずみゲージ試験の有資格者が診断いたします。
余寿命診断の流れ
1.計画
クレーン部材や溶接継手で、高応力が作用するポイントを現場確認します。
測定点数や計測期間などを決定し、余寿命診断計画書を作成します。
お客様にご用意いただくもの
- これまでの荷役実績
- 計測期間中の荷役実績
2.計測
余寿命診断計画書に基づき、測定点に「ひずみゲージ」と呼ばれるセンサーを貼付けます。
その間に継手部の構造を調査し、継手等級を選定します。
測定点毎の稼働中のデータをひずみゲージで収集します。
3.診断
お客様からいただいた荷役実績データとひずみゲージで取得した稼働中のデータを解析します。
解析データと溶接継手の疲労限度曲線を比較し、測定箇所毎の余寿命を診断します。
4.報告
診断結果を報告書にまとめ、お客様へ提出いたします。
こんなポイントが強みです
- KOBELCOグループを中心に多数の診断実績あり
- 余寿命診断の計画を一括して提案します
- お客様の調整業務の手間は最小限です
- 更に簡易な診断メニューも提案可能です
適用分野
- 製鉄・産業設備保全
- 試験検査・測定
対象分野
- 製鉄
- 造船
- 発電・ガス
- 石油・エネルギー
- 機械装置