ガス配管の減肉検査
広範囲の減肉状況をスクリーニング
ガス配管の減肉検査は、通常、超音波厚さ計を用いた定点測定が実施されます。しかしながら、定点と定点の間は測定出来ていないため、ここから漏れたという相談を受けることがしばしばあります。
最も減肉が進行する部分が特定出来ている場合には定点測定は有効な手段ですが、そうでない場合、配管の全面に対してまずスクリーニングを行い、減肉傾向を把握することが漏れ防止の観点から非常に重要です。
- 水封弁の調査状況
- 高所配管調査状況
こんなポイントが「強み」です。
SISCOではまず配管全面に対し、渦流探傷によってスクリーニングを行います。定点測定だけでは把握できない対象範囲全体の減肉傾向を調査し、かつ、抽出された減肉部に対し、超音波厚さ計にて高精度な調査を行います。
このようにSISCOでは、すぐに補修が必要な減肉部と、継続監視が必要な減肉部を分けて提案することができるため、お客様の突発トラブルを最小限にすることができると考えています。
適用分野
- 製鉄
- 化学プラント
- インフラ
対象分野
- ガス配管
- ガスホルダ
- タンク
- 集塵機 など