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そもそも「計量トレーサビリティ」って何? 何が重要なの?

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イラスト:そもそも「計量トレーサビリティ」って何? 何が重要なの?

計測器の校正や点検を行っていると、必ず耳にするのが「計量トレーサビリティ」という言葉。
「ISO監査のときに出てくる用語」といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、この「計量トレーサビリティ」の本来の意味やなぜ製造現場においてこれほど重要視されるのかなど、分かりやすく解説します。

1. 「計量トレーサビリティ」をひとことで言うと?

使用している計測器の測定値が、校正の連鎖によって国家計量標準・国際標準につながる経路について、その根拠をたどることができる仕組みのことを言います。
この根拠がたどれる場合「計量トレーサビリティは確保されている」と言います。

例えば、普段使っているノギスや温度計などの測定値が「10.0mm」や「100℃」と表示されていても、計量トレーサビリティが確保されていなければ、その測定値が、どの基準につながっているかわかりません。つまり「なぜその値が信頼できるのか」を説明できない状態です。品質管理や精密測定の現場では、測定値や測定結果の信頼性を客観的に説明できないと大きな問題につながりかねません。

2. 「トレース(追跡)できる」ってどういうこと?

「トレーサビリティ=追跡可能性」という意味です。使用している計測器から国家計量標準・国際標準まで、切れ目のない校正のバトンリレーでつながっている状態を指します。

  • 国家計量標準・国際標準: 測定の基準となるもので、校正のバトンリレーの出発点
  • 校正機関: 国家計量標準・国際標準につながる標準器を用いて、お客様の計測器を校正し、器差(ズレ量)を確認する機関
  • お客様の現場: 校正された計測器で製品の寸法や温度を測定

このバトンリレーが1箇所でも途切れていると、「なぜその数値を信頼できるのか」を客観的に説明できなくなります。

イラスト:バトンリレーのイメージ

3. 計量トレーサビリティは、なぜ重要なの?

以下の3点の観点から解説します。

重要な理由 活用術
① 測定値や測定結果の妥当性・信頼性を向上させるため 「校正証明書」、「トレーサビリティ体系図」、「使用標準器成績書」を提示することで、お客様からの問合せや監査時の質問等の場面で、測定値や測定結果の妥当性・信頼性を客観的に示すことができます。
② グローバル規格への適合を証明するため ISO9001やIATF16949などの国際規格では、計量トレーサビリティの確保が求められています。国際規格の適合が証明できると、国内外での測定値や測定結果に関する品質証明が容易になります。
③ 品質トラブルの原因究明をするため 不良品が発生したとき、まず製品自体の不良なのか、測定に起因する問題なのかを切り分ける必要があります。計量トレーサビリティが確保されていれば、測定に起因する問題の一部を排除することができます。

「その測定値、測定結果は大丈夫?」と聞かれたときに、胸を張れる安心を。

お客様からの問合せやISO審査など、測定値や測定結果の根拠を求められる場面は年々増えています。弊社では、国家計量標準・国際標準にトレーサブルな信頼性の高い校正サービスを提供し、お客様計測器の信頼性向上を図り、お客様の品質管理をサポートします。

「自社の計量管理に不安がある」、「計量管理を見直したい」といったご相談も大歓迎です。
確かな計量校正と対応力で、お客様の品質管理をトータルサポートいたします。

イラスト:「その測定値、測定結果は大丈夫?」と聞かれたときに、胸を張れる安心を。

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