計測器・計量器校正　【寸法測定】

各種寸法測定にも対応します！

当社は３次元座標測定機を保有している他、各種計測器を多数保有しており、製作された治具、ゲージ等、図面との差異や寸法が不明な測定対象品（以下、ワークとする）に対する寸法測定を実施しております。もちろん測定に使用する三次元座標測定機、測定顕微鏡や計測器は国際又は国家標準にトレーサブルなものを使用しますので、計測器の校正同様、トレーサビリティ証明の体制は万全です。また、寸法測定は温度管理を20℃±3℃に維持管理できる恒温室にて実施しており、安定して精度の高い測定が可能です。以下に寸法測定に使用する当社三次元座標測定機他、各種計測器等の標準器設備や、寸法測定の実績例を紹介いたします。

当社標準器設備の紹介

三次元座標測定機【東京精密製/型式：XYZAX AXCEL 9/10/6】

測定範囲…W850×D1000×H600mm/0.1μm
測定が困難な小型及び大型ワークの幾何特性※など、三次元座標測定機なら容易に測定が可能です。
※平面度、平行度、直角度、真直度、真円度、円筒度、位置度…etc.

三次元座標測定機

以下に当社が保有する三次元座標測定機の機能を紹介いたします。

ティーチング機能による自動測定
同じタイプのワークを初回のみ手動測定することで、2個目以降の測定を自動化することができます。これにより、測定者に依存する誤差要因を限りなく低減させ、高速な測定が可能です。また、定期的な測定が必要な場合も、ほぼ初回と同じ条件での測定が可能です。
スキャニング測定（倣い測定）
面あるいは線のスキャニング測定のご提案が可能です。最大で秒間200ポイントプロービングすることで、輪郭形状などの測定が可能です。これにより、複雑な形状のワークでも、高精度な幾何特性などの測定ができます。
画像プローブによる非接触測定
極小ワークや穴、軟らかいワークなど、プロービングでの接触測定ができないワークでも、専用スコープを用いた非接触での測定が可能です。スコープ角度の変更も可能なため、様々な方向からの座標測定が可能です。
また、接触式プローブと同様に、手動測定、自動測定のどちらにも対応しており、顕微鏡のようなターゲットモニタによる任意位置でのポイント測定のほか、スキャニング測定にも対応いたします。