1. 二つの組織がひとつに: ILACとIAFの統合
これまで、ILAC(国際試験所認定協力機構)は試験・校正・検査結果等について、IAF(国際認定フォーラム)はマネジメントシステム・製品認証等について、国際的な適合性評価の信頼性担保の為に運営されてきました。
今回、これを統合し、より受容性・信頼性・効率性を高める為に誕生したのが、
新組織「Global Accreditation Cooperation Incorporated」です。
検査・サービス
計測器校正・計量器校正
皆様が日々目にされる校正証明書。ISO9001要求事項を満足させるための様式もあれば、国際トレーサビリティを証明する目的で、JCSS校正等の認定校正をした際に登録事業者が発行する様式もあります。今回は後者の認定校正をした際に発行される校正証明書の左上隅にある「ILAC MRA」のロゴマークについて、ご紹介します。
このロゴマークは、いわば「この校正証明書は国外でも通用します」という国際的な信頼の証ですが、
今、この相互承認を支える枠組みが、大きな転換期を迎えているのをご存知でしょうか?
これまで、ILAC(国際試験所認定協力機構)は試験・校正・検査結果等について、IAF(国際認定フォーラム)はマネジメントシステム・製品認証等について、国際的な適合性評価の信頼性担保の為に運営されてきました。
今回、これを統合し、より受容性・信頼性・効率性を高める為に誕生したのが、
新組織「Global Accreditation Cooperation Incorporated」です。

「ILACもIAFも『信頼性を担保する』という目的は同じ。
「だったら窓口もルールを一本化した方がスマートだよね」という、いわゆるワンストップ・ショップの流れが背景にあります。
この統合により、重複していた作業の削減に加え、認定方針や手続きが統一され、分野や国境を越えた基準のより一貫した適用が可能になります。
結論から言えば、「明日からロゴが変わって証明書が使えなくなる!」といった急激な変化はありません。しかし、将来的にはシンボルマークが統合されたり、デジタル校正証明書(DCC)の普及が加速したりと、より利便性が高まる方向へ進むと予想されます。新組織への移行は、私たちの発行・利用するデータが、これまで以上にシームレスに世界を駆け巡るための「インフラ整備」なのです。
技術の進歩とともに、それを支える「信頼の枠組み」もアップデートされています。
私たち神鋼検査サービスも、このグローバルな変化をいち早く捉え、皆様に常に最新・最適な校正サービスをお届けできるよう努めてまいります。

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