技術の紹介

ケーブルの張力測定

ケーブルの張力測定を「素早く」調査します!
<ケーブルの振動測定を応用した張力測定技術>

インフラ点検の新たな提案にご協力いたします!

  • ケーブルに作用している張力の変化を確認したい。
    (設計値との比較、経年劣化の把握、ケーブル張力バランスの確認など)
  • ケーブルの点検を一度もしたことがない。点検方法が分からない。
  • ケーブル張力を測定したいが、大掛かりな足場の設置や交通規制がネック。

構造物のケーブル損傷を放置すると大事故につながります。

その構造物を支えるケーブルは大丈夫ですか?

KOBELCOの張力測定技術を活用すると

  • 定期的にケーブル張力を測定することでケーブルの健全性を確認できます!
    (張力変化によりケーブルの変状に気づくことができます)
  • 足場の設置は必要ありません!
  • ケーブルに触れる必要はありません!
  • 短時間の現場作業です!

原理

車両通過や風によるケーブル振動を測定した振動波形から固有振動数を解析し、(株)神戸製鋼所 総合技術研究所が開発した張力算定技術を用いることでケーブル張力を導き出します。

本方法によるケーブル張力算定方法図

調査方法

  • レーザー(非接触式)を用いてケーブルの振動を測定します。(加速度センサでも可能。但し、ケーブルにアクセスする必要有)
  • 歩道等の立入り可能な場所から測定可能です。
  • 足場不要で素早い測定が可能です。約10分/箇所が目安となります(現場状況により変動)。
ケーブルの振動周波数
ケーブルの振動周波数
ケーブル名称 W1A W2A W3A W4A W5A
張力(ton) 85 120 169 197 228
ケーブル長(mm) 31295 45978 62566 79882 97539
ケーブル径(mm) 113 113 133 119 136
単位質量(kg/m) 51.3 51.3 67.2 58.7 70.9
固有振動数(Hz)次数 1 2.06 1.66 1.28 1.13 0.94
2 4.13 3.31 2.50 2.28 1.81
3 6.31 4.97 3.81 3.41 2.75
4 8.56 6.69 5.09 4.50 3.66
5 11.00 8.41 6.44 5.63 4.59
6 13.56 10.22 7.81 6.75 5.50
7 12.06 9.22 6.44
8 13.97 10.69 7.38
9 8.34
10 9.31
ケーブルの張力測定結果
レーザーによる振動測定
レーザーによる振動測定

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