(一社)日本高圧力技術協会より「科学技術振興賞」を受賞
2018/06/04
弊社技術部の遠藤英樹主任研究員が,神戸大学の阪上隆英氏、斎藤圭佑氏、摂南大学の久保司郎氏との共著により(一社)日本高圧力技術協会より「科学技術振興賞」を受賞し、5月25日に都市センターホテルにて開催された日本高圧力技術協会の平成30年度定時総会にて授賞式が行われました。
受賞論文は,熱風炉内部の高温環境から,ケーシングを保護する不定形耐火物の健全性を外面から評価する手法を提案したものです。実用上非常に有用な非破壊試験技術として用いられるだけでなく,ネットワーク接続可能な赤外線サーモグラフィ装置と組み合わせれば,常時監視システムへの展開も可能であり,将来への発展性を高く評価されました。
対象論文:「熱風炉における逆解析の実験的検討:熱伝導逆問題解析による耐火物の厚さ測定に関する基礎的研究 第2報」
掲載誌: 「圧力技術,55(2),60-69」