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INTRODUCTION 神鋼検査サービスのご紹介

神鋼検査サービス株式会社は、神戸製鋼所高砂製作所の各事業部内の検査セクションを母体とする独立した検査エンジニアリング会社です。100年以上にわたる神戸製鋼グループ各社の素材系、機械系及び電力事業において、非破壊検査、計量・校正、安全管理審査を担い、製品の品質と信頼性を支えています。
弊社の考える技術サービスは、単に依頼された検査を行うのでなく、製造面での問題点の発見と改善に向けた計画から設備診断、余寿命診断、予防保全に至るトータルな検査技術コンサルティングを目指しています。

RESULTS 実績

  • 発電所

    神戸製鋼所の各発電所で設備保全に携わってきた経験から、適切な保全計画の策定とそれに伴う検査・メンテナンスの実施、法定事業者検査対応まで、完璧が求められる業務を全うしています。

  • 製鉄所

    神戸製鋼所加古川製鉄所の保守検査を一手に担い、安定稼働をサポートしています。弊社は最適な検査手法を用いて時間・コストの低減に努め、安定稼働に貢献しています。

  • 自動車・建設機械・社会インフラ

    製鉄所や発電所などで培った非破壊検査技術を応用し、表面硬化処理(高周波焼入れ)の深さを測定する装置、照明柱の埋設された部分の変状確認する装置などを開発・販売しています。

  • 造船・原動機

    大型船舶用クランクシャフトや船体部品などの鋳鍛鋼品の完成品検査を実施してきた豊富な経験をもとに、小型品から大型品まで、熟練度が要求される精密寸法測定が可能です。

  • エネルギー(関連)機器

    大型石油精製リアクターやLNG気化器、原子力用機器の製造段階の品質管理、実運転に入ってからの定期点検・検査にトータルに対応。要求水準の高い顧客をサポートした経験が生かされています。

  • 機械

    産業機械や圧縮機の製造には、工程に密着した品質管理が不可欠です。弊社は検査要領書の作成から立会い検査対応、第三者検査員の派遣まで、検査に関する業務をトータルに承ります。

SERVICE 検査・測量サービス

非破壊検査

神鋼検査サービスは、神戸製鋼の多様なものづくりを非破壊検査技術、計測技術により長年サポートしてきました。
材料系から完成製品、設備に至るまで、これまで培った様々な非破壊検査の技術・技能・経験を活用し、目に見えるきずだけでなく内部に隠れたきずを見つけ出すことができます

お客様のニーズに合わせた検査方法のご提案及び検査サービスのご提供

日本工業規格(JIS)や海外規格(ASME、ASTM、ISO等)の検査規格をベースに、お客様のニーズに合わせて検査方法をプランニングし、製造や保守の知識を持つ有資格者(JIS Z 2305、SNT-TC-1A)がお客様の代わりに製品の検査サービスを提供致します。

特殊な検査手法も実績豊富

一般的な非破壊検査手法以外にも、3Dスキャナーや焼入れ硬化層深さ測定、フェーズドアレイ超音波探傷など特殊な検査手法も実績豊富です。

様々な分野での検査経験が豊富

製品に関する検査実績以外にも例えば、設備診断調査(天井クレーン、プレス機、配電盤など)、事業用/産業用ボイラーの定期検査、社会インフラ関連(道路附属物の腐食減肉調査、斜張橋などのケーブル張力測定)など、多岐にわたる分野にて検査実績が豊富です。
長年受け継いできた技術力・人財力をもって、ユニークな検査・計測技術や装置を開発してきました。多くの実績に基づいた確かな技術、知識、経験を駆使し、お客様に寄り添った検査・計測サービスをご提案いたします。

照明柱点検

掘削不要で360度抜けのない検査サービスをご提供いたします

POLE SCANNER ぐる探は、道路附属物点検において、アスファルト等に埋設された照明柱等の路面境界部以下の変状確認を、掘削することなく実施する非破壊検査サービスです。
「NETIS登録No.KK-150069-VE 令和3年度準推奨技術(新技術活用システム検討会議₍国土交通省₎)」 

検査法の特長

  • 神鋼検査サービスが持つ独自技術により、超音波表面SH波を用いた走査測定技術を確立
  • 掘削不要でGL-0mm~-50mmの360度「抜けの無い検査」を実現
  • カラーマップ表示により、分かりやすい検査結果のご提供
  • 1本当たり15分、1日27本の検査可能(全作業時間8時間とし、内7時間を検査時間と想定)

近年、照明柱損傷が深刻化してから大規模な修繕を行う事後保全から 損傷が軽微なうちに修繕を行う予防保全が高まる中、ライフサイクルコストの観点から、道路附属物点検の効率化と生産性向上に寄与して参ります。

代行検査

神鋼検査サービスの代行検査の強み

国内外の製品調達でお困りの事はありませんか?マンパワー不足から品質管理、納期確保に不安をお持ちなら、神鋼検査サービスにお任せください。経験豊かなベテラン検査員を派遣し、検査の実施、ベンダーの製作状況の進捗確認を行います。

1.対象製品への知識及び検査実績が豊富なスタッフを派遣します。
2.ベンダーに近い地域からスタッフを選出し、派遣コストを抑えたプランをご提案します。
3.業務完了後、48時間以内に報告書を提出します。お急ぎの場合は当日速報も承ります。
4.単日のスポット対応から数ヵ月~数年の常駐対応もアレンジ可能です。

国内・海外対応可

アジア、欧州、米国、オセアニア、中東、日本

対象製品一例

素材、製缶品、塔・槽類、ユニット、配管、バルブ、回転機器、計装機器等

検査実績

検査前打合せ、各種性能検査、溶接検査、中間検査、塗装検査、出荷前完成検査、梱包検査等

クレーン点検

余寿命診断「自主検査だけでは得られない余寿命データを提供いたします」

長年使用されてきたクレーン等の鋼構造物では繰り返し荷重による疲労損傷が発生し、破壊につながる恐れがあります。クレーンの稼働データと溶接継手疲労等級に基づく疲労限度曲線を比較し、自主検査だけでは得られない余寿命を診断いたします。老朽化したクレーン設備への不安解消、メンテナンス計画の指標、設備更新の判断材料、延命処置の検討等に活用いただけます。KOBELCOグループを中心に多数の診断実績があり、建造後30~40年が経過したクレーン設備を診断するケースが最多です。

ランウェイガーダのき裂調査「最短1日で調査完了!」

神鋼検査サービスが提案する赤外線カメラを用いる調査方法により、暗い環境でもき裂を検出できます。JIS Z 2305 : 2013 赤外線サーモグラフィ試験の有資格者が調査対応いたします。操業への影響は最小限に足場の設置は必要ありません。
写真2枚から見積り、最短1日で調査が可能です。

発電所定期検査
発電所定期検査

火力発電所 定検延長

火力発電所の定期自主検査実施時期について、新たな制度が2023年12月より施行され、旧制度(旧省令第94条の5第1号第1号~第3号)のシステムS,A,Bは、新制度では1つのシステム(新省令第94条の5第1項第1号)に一元化されました。

システムを取得した場合、ボイラーの定検時期が2年から4年に定検延長することが可能になり、設置者様に以下の様なメリットが期待できます。是非この機会に定検延長をご検討ください。

  • 売電収入UP
  • 保全費用削減
  • 効率的な保全計画の策定
  • 発電所管理レベル向上 等

定検延長にご興味のある方は、何なりとお問い合わせください。

溶接自主検査支援サービス

溶接自主検査に係る要領書作成や第三者検査(輸入品検査)対応及び第一者検査の体制構築支援・検査対応と様々な立場から支援サービスを行います。

海外でボイラー等の製作をする場合は、国内に納入されてから溶接自主検査が必要になります。弊社では、海外での製作段階から支援することにより輸入前に問題の有無を抽出し対策が可能です。

神鋼検査サービスの発電所支援業務の強み

神戸製鋼所が所有する多種多様な火力発電所における運転管理、電気事業法対応、安全管理審査対応等での豊富な知識と経験を有しており、定検延長に係る支援だけでなく自主検査(使用前、溶接、定期)に係る各種支援が可能です。

ボイラー点検
ボイラー点検

コベルコパワー神戸をはじめ、全国の発電設備でボイラー・タービンなどの検査を行っています。これらの設備に対する検査は、電気事業法で厳格な管理が義務付けられており、神鋼検査サービスが持つノウハウを元に、審査のサポートのみならず、工期短縮や検査範囲拡大などのご要望にお応えいたします。

神鋼検査サービスのボイラー検査に関する強み

ボイラー伝熱管の全長連続肉厚測定技術「マルチプローブ式内挿UT」

ボイラー設備における再熱器、過熱器、節炭器などは、各パネルが密集して配置されているため、深層部にあるボイラー管に対して外面からの肉厚測定が困難です。また、フィン付きのボイラー管についても、外面からフィンとフィンの間の肉厚を精度よく測定することは困難です。

マルチプローブ式内挿UTでは、水で満たした管内に、複数の超音波探触子を有するマルチプローブセンサを取り付けたケーブルを挿入し、水の流れに乗せてセンサを移動させながら管全長にわたる連続肉厚測定が可能となりますので、パネル全体の肉厚分布を得ることが出来ます。

パネル管群のボイラーチューブ全長にわたる連続肉厚測定が可能です。
曲管部(ベンド部)の肉厚測定も可能です。

計量
計測器・計量器
出張校正

計測器・計量器の手離れによるご負担を少しでも軽減!お客様の現場へお伺いします。

当社では、日々の生産を止めることなく、計測器・計量器の校正を行う「出張校正サービス」を行っております。
お客様の現場へお伺いして校正を行うため、通常当社がお預かりして校正を行う際の計測器・計量器の手離れ期間"リードタイム"の対処を考える必要がありません。
校正品の数量や種類に応じて、人員と作業日数を調整します。

当サービスをおすすめする理由

  • メーカーを問わず校正対応
  • 校正メニューが豊富(長さ計(定盤含む)、質量計にも対応)
  • 国内全域で対応可能
  • 校正結果のラベルを年度に応じた色で識別
  • 成績書様式は「計測器種類毎の一覧様式」と「計測器1点毎の様式」の2種類から選択が可能
計測器・計量器
寸法測定

各種寸法測定にも対応します!

当社は三次元座標測定機を保有している他、各種計測器を多数保有しており、製作された治具、ゲージ等、図面との差異や寸法が不明な測定対象品に対する寸法測定を実施しております。
もちろん測定に使用する三次元座標測定機、測定顕微鏡や計測器は国際又は国家標準にトレーサブルなものを使用しますので、計測器の校正同様、トレーサビリティ証明の体制は万全です。
また、寸法測定は温度管理を20℃±3℃に維持管理できる恒温室にて実施しており、安定して精度の高い測定が可能です。

当社標準器設備の紹介

発電所定期検査

REASON 神鋼検査サービスが選ばれる理由

  • REASON01 神戸製鋼グループにおける豊富な経験と実績

    神戸製鋼グループは、鉄鋼やアルミを扱う素材系事業をはじめ建設機械や発電所の設備を製造するなど事業内容の幅広さは国内有数です。弊社は30年以上にわたり神戸製鋼グループの多種多様な素材、機械、設備の検査・計測を担っており、これら製品群に要求される高水準の信頼性を支えています。その経験に裏付けられた技術ならびに対応力をグループ外のお客様にも提供しています。

  • REASON02 有資格者を含む豊富な人財

    弊社は高品質な検査・計測サービスを提供していますが、技術力ばかりでなく、それに携わる人財もまた弊社の強みです。例えば「非破壊試験(NDT)技術者の資格及び認証」に基づき認証されたNDT手法に対応するレベル2、レベル3技術者が在籍。検査方法を提案し、製造や保守の知識を持つ有資格者(JIS Z 2305、SNT-TC-1A)が製品の検査サービスを提供、合否判定基準に従って製品の品質を評価します。

  • REASON03 充実した検査サービスメニュー

    神戸製鋼グループの幅広い分野の製品の検査を支えてきた経験をもとに、お客様の検査ニーズにお応えできる充実した検査メニューを有しています。「素材」「溶接構造物」「機械・設備」「プラント設備」「測定器校正」の各分野における検査はもちろん、品質管理を請け負う「QCサービス」、お客様に代わっての「代行検査」、検査のためのスタッフ派遣も行っています。

  • REASON04 検査機械・サービスを独自開発

    製鉄所や発電所などで問題解決にあたってきた経験から、非破壊検査をベースとした技術をもとに、弊社は独自商品の開発にもあたっています。代表的なものに照明柱の埋設された部分の腐食を掘削せずに確認できる「POLE SCANNER ぐる探」、高周波焼入れ深さを製品を切断することなく測定する「焼入硬化層深さ測定装置 SH-67」などがあります。

FAQ よくあるご質問

検査対象、適用規格、検査手法など的確に把握する必要があります。
別途営業担当よりご連絡させていただき、検査対象に最適な手法をご提案させていただきます。
本ページの問い合わせフォーム、もしくはお電話【079-445-7253】にてご相談ください。

検査内容により異なりますが、様々な検査手法でご提案させて頂きます。
お気軽にご相談ください。

日本全国へ出張対応可能であり実績もございます。
またアジア、中東、ヨーロッパ、北米など海外での実績もございますので、ご連絡頂ければ出張可能な国かご確認させていただきます。

検査内容によりますが、可能な限りお客様のご要望に沿った形で対応させていただきます。

弊社では様々な分野にて使用されている部品や機器について検査実績が豊富です。
お気軽にご相談ください。

検査結果をまとめた検査報告書を作成いたします。
ご要望に応じて計測機器の校正記録もお付けいたします。